豊田佳代子(とよだかよこ)
Jewel Music主宰
http://www.jewel-music.jp/
http://www.dolce-of-music.com/
音楽プロデューサー・セレモニープレイヤー
演奏者派遣業・奏者育成/指導
音楽教室講師
兵庫県神戸市出身
大阪音楽大学短期大学部在学中より、日本最大手の楽器メーカーにて電子オルガンデモンストレーター・セレモニープレイヤーとして演奏活動に携わる。
卒業後、頭角を表し、音楽教室講師(幼児科講師)・ピアノ講師・音楽専門学校講師等、独自のキャリアを積みながら、多数のオリジナル制作の指導を行う。
2007年に独立。「Dolce Of Music」を主宰。
2009年 グリーフケア音楽考案。 「Jewel Music」を立ち上げる。
現在は、音楽講師活動25年で得た経験やノウハウを活かし、「オリジナル音楽プロデューサー」として、後進の指導と個人・法人の演奏活動のブランディングサポートに力を注ぎ、日々「大人を教える技術」に磨きをかけている。
各種団体や民間企業より演奏依頼もあり、関西を中心とした演奏活動実績は、ブライダルを中心としたホテル&レストラン関連で展開。
講師活動や演奏活動、その他演奏者派遣、ボランティア演奏や音楽に関わる活動など各分野で活躍中。
2005年、大好きだった父が他界しました。
音楽の仕事を目指した私の一番の理解者だったのが父でした。
父への感謝の気持ちは、その仕事である音楽を通じて表現してみよう。
一般葬儀・告別式の場面で音楽を取り入れてみよう。
前例の無い中での、試行錯誤の取り組みとなりました。
仏教葬に生演奏を取り入れさせて頂いたのです。
葬儀終了後、ご会葬頂いた方々から言葉を頂きました。
「お父様のこと思い出しました」
「最後の音楽で、悲しみと向きあうことができました」
「生演奏・音楽良かったですよ」
その時確信したのです。
これは父から娘への、最後のメッセージだったと。
父は末期のガンでした。
ホスピスに入院をした最後の期間、死が訪れるのはそう遠くない。
葬儀に向けて、なぜか冷静に音楽の準備をすることができました。
父に何をしてあげられるだろうか。
自分の思いの押し付けではないだろうか
ただ泣くだけの母の心に、そっと優しく寄り添えるだろうか。
プロとして、選曲、楽器・音色など、納得のいくまで悩みました。
選曲をしている最中、何度音楽を聴きながら涙を流したことでしょう。
今でも、その時の音楽が流れてくると、父のことを思い出し涙があふれます。
音楽は、最後のお別れのシーンで十分演出できます。
父は、ご参列のみなさまの心の中で、これからも生きていく。
音楽には、こころを癒す効果があります。
母や遺族が、父の死に向き合い死を受け止めることをサポートするのです。
父の葬儀の後、プロデュースした内容を、さまざまな角度から調べてみました。
音楽療法士や心理カウンセラーの方からもアドバイスを受けました。
一般葬儀に音楽を。
音楽を主体とした音楽葬としてだけではない。
故人が参列者の記憶の中で永遠に生き続ける
家族が悲しみを受け止め、乗り越えていくための、グリーフケア。
それが、フューネラルミュージックであり
私たちが提案するグリーフケア ミュージックであると思います。
この「グリーフケア音楽システム」を取り入れて頂き、少しでも多くの方の悲しみが癒されることをこころから願っています。
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